地盤や水域環境など最新の解析技術により信頼性の高い設計を実現します。
防波堤などの海洋構造物に作用する力や効果は、従来非常に大きな水槽で実験を行い、その力や効果を測定してきました。 しかしこれらの実験は非常に時間とコストがかかるために、基本的な形状や大規模な施設でしか行われない状況でした。
数値波動水路(CADMAS-SURF)は、コンピュータ上でこれらの実験をシミュレートする事により、作用する力や流れなどを再現できるソフトウエアです。
当社は、数値波動水路の耐波設計への適用に関する研究会のメンバーとして、これらの開発を行って参りました。 これらの豊かな知識を元に、海洋構造物設計へのより的確な状況を反映すると共に、更なるコストダウンに励んで参ります。
強震観測は加速度計を用いて実施します。観測により得られた加速度時刻歴のデータをもとに、観測地点の照査用地震動の作成に必要となるサイト増幅特性の設定を行ないます。
常時微動観測は速度計を用いて実施します。常に小刻みに動いている地盤のわずかな揺れを観測することで、地盤の振動特性を把握します。一人でも一日で観測することが可能です。
任意形立体骨組み構造を対象とした、3次元有限要素法(FEM)解析プログラムを使用して、静的・動的荷重による線形および非線形解析が行え、幾何学的非線形性を同時に考慮した解析が可能です。材料はコンクリートや鉄筋の他、炭素繊維シートやアラミド繊維シートを選択でき、それらを用いた補修方法の検討に利用することが出来ます。